カテゴリー : Essen Spiel 2013滞在記

Spiel’13 雑記(2013/10/24編)

2013/10/24
Essen Spiel’13開催初日 晴れ。
6:30起床。
ビュッフェの食事は流石に連日なので肉を減らして乳製品系に変更
前日のプレスデーで開場10時スタートだけれど、早めに出発。
昨日トラブルのあった予約対応については、お客様の名前をiPadで検索できないか、とコンセプさんが直前まで調整。出発数分前にその体制を整えてくださった。
これで一件あたり2〜3分以上要していた予約対応が1分程度で可能になる! と言うことで心から感謝。
徒歩で会場に向かう。
okazuブランドの奥様のほうの、にゃもさんが和服、こげこげ堂のisaさんの奥様が浴衣を着ておられたので、歩くスピードに気を遣わないとな、などと思いながらもついつい気がはやって、足早になってしまう。
会場前はすでにぞろぞろと人出があり、すごい人だなーと横目に見ながら、会場に入り、ブースに向かう。
隣を歩いていたカナイさんに安くゲームを売っているお店の情報を聞いたり、プレスルームの場所を聞きながら歩いていると、前方遠くに黒山の人だかりが。それをみて、カナイさんが一言。
「やばい、終わった…w」
まさか、と思ったが近づくにつれどうも間違いなくヤポンブランドの前にいるらしい。
開催30分前なのに。。。?
半信半疑のまま小走りでブースにたどり着くと、先入りしていた健部さんとシモンさんがたった二人でてんやわんやで対応をしている。声をかけると「まずいので、開けてしまう判断をした」とのこと。
確かにまずい。すでに人だかりは誰もコントロールされないまま、左右と向かいのブースの妨げになっている。
私は予約処理担当なので、コンセプションさんと二人三脚で、私が受付、彼が棚だしする、という体制にして、対応開始。
溢れる人、途切れない問い合わせで大混乱の中ひたすら人をさばく。
 列整理をしていたマサノフさんやハトクラのえぅさん達に後で聞いたところによると、そちらも大変だったらしい。
開場した時刻もわからぬままてんやわんやで処理をして、全ての待機がはけたのは1時間弱たったあと。問い合わせ対応など、なんでもやっていたカナイさんや、一緒に予約をさばいたコンセプションさんと肩を抱き合って喜んだ。
全身汗だくだった。みんなそうだったと思う。
日本のゲームは、ラブレターやトレインズの成功で注目されているよ、と伺ってはいたけれど、まさにそれを肌で感じる熱気だった。
コンセプションさんが直前で構築した予約をiPadで検索できる体制がなかったら、本当にどうにもならなかったと思う。
行列が引いたのちも人が途切れることはなかったが、ある程度目処がついた昼頃から、プレイ卓で自分のゲームも出させていただく。
中に1人、台湾の方らしき可愛らしい女性がおり、ずっと赤ずきんのディスプレイを真剣な顔で見つめている。
どんなゲームか質問に答えているうちに、他のフランス人の夫婦が遊びたい、と声をかけてくださり、自分を交えて4人で遊ぶことに。
最初はどんなゲームだろう、値踏みするようなうかがうような表情だったのがやがてぱっと笑顔になってくださり、手応えを感じると共にホッとした嬉しい瞬間だった。
その後も遊んで気に入って、すぐ買ってくださる方がしばしば続き、嬉しかった。
自分のゲームのタイトルについては”Eat me, if you can”という、ちょっとえっちっぽいタイトルにしていた事が良かったのか悪かったのか、タイトルを見た瞬間爆笑するフランス人、ニヤリとして去ってゆく人など色々でした。
遊んでいただいた今回の出展作品はどれも好評で、コンセプションさんの”タマゴリッチ”、有限浪漫さんの”ドンブリコ”、こげこげ堂本舗の”スシドラ!”、”ワンナイト人狼”、それに自分のゲームがプレイ卓で特に多く遊ばれており、カナイさんやokazuさんは自分たち初出展組に譲ってくださっており、申し訳ないと内心思いながらも、お言葉に甘えてしまいました。。。
中でもスシドラ!は、やはりsushiという日本テーマというのがつかみとしてすごく良いようで、彼が寿司マスターのコスプレだったこともありインパクトは十分。一番遊ばれていた気がしました。
一方マサノフさん。彼は生真面目っぽい人ですごくいい人なのだがあがり症なようで、一生懸命自分のゲームの説明をするのだけれども、英語が苦手なこともあってついつい外国人のお客様に日本語が出てしまうようで…
僕が見た範囲ではディスプレイを見ている方に「どうもこんにちは!」って言っちゃったりとか、ゲームが終わった後「お疲れ様です!」って言っちゃったりとか、インスト中これは何ポイントになるんだ?という質問に対して、「うん!にポイント!」って自信満々に答えてポカンとされたりとか。。。w
はたから見ていてハラハラするやら笑えるやらで楽しませて頂きました。本人は真剣なのがまた。。でもダメかというとそんなことはなくて、インスト用に自分と同じく説明ボードを用意していらして、一緒に読んでもらいながら説明し、ちゃんとゲームを理解した上で笑いが生まれていたので良かったと思います。
午後に入って少しずつゆとりができたので交代で一時間ずつくらい外に出ることに。
中を歩いて、まずはすさまじい人出に圧倒されました。
日本のゲームマーケットが5000人、一方でEssen Spielは4日間の開催で15万人。およそ30倍の人が参加されている計算です。勿論延べ人数なので1人が複数日来ているんでしょうけれど、それでも桁違いの人出です。それも老若男女問わず、幅広い人々がそれぞれ集って一緒に遊んでいる姿を見て、この人たち、みんな同じ趣味を共有しているんだ…と自分でもよくわからない感動をおぼえ、圧倒されました。
この日自分はマイナーブランドの多いホール2にゆきました。
ルールをざっと読んで気になっていたIntrigue City(陰謀の街)とドイツ語版のラブレターを購入。
ホール2ではゲームだけではなく、鎧甲冑の専門店があったり、杖を売っているコーナーでは中学生時代に大好きだったファンタジー小説「ドラゴンランス」シリーズに出てくる”マギウスの杖”を売っていたり、赤いフード付きのローブを売っていて危うく赤ずきん用に買いそうになったり、かと思えばR2D2が館内をウロウロしていてぶつかりそうになったり、すんごいクオリティの高いエルフやオークのコスプレの人がいたり、MT:Gのシングルカード専門店では壁一面に古くからある使い道のあまりない古いカードが壁一面に貼られていたり、見ていて飽きなかったです。
お昼は以前ボー研の直江さんがpodcastで紹介されていて、ドイツにいる間に必ず食べようと思っていたカリーヴルスト。ぶつ切りにしたソーセージにターメリックが多めに振られたカレーソースがかかっていて、バゲットに挟んで食べました。要するにカレーホットドッグ。
向こうのファストフードって位置づけなんだけれどうまかった。
夜はお約束のビールを飲んだら気絶するように寝てしまった。
このようにして、激動の初日は終了したのだった。
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Spiel’13 雑記(2013/10/23編)

2013/10/23
晴れ。6時起き。9時徒歩で出発。空気が心地よい。
本日、Spielはプレスデー。お金のやり取りは禁じられており、予約対応、体験プレイのみを行う。
ブースを隠していた布を取り払い、予約分の取り渡しを開始。
手持ち予約リストのソートにトラブルがあり、来た方の検索に手間取るが、数は少なく比較的平和。
予約の一番最初のお客様にいきなりサインを求められ、こそばゆい心地になった。
プレイ卓に初老の男性がおり、次々とヤポンブランドのゲームを遊んでゆく。
もちろん自分のゲームも遊んでいただき褒めていただいて嬉しかったのだが、後でHey, that’s my fish!のギュンター氏だと聞いて驚いた。他にも会場内をフリードマンフリーゼ氏が歩いていて、それぞれ写真を撮らせていただいた。どちらの方も大柄!
予約対応も平和だったので、幾人かの人に引き継いで会場を歩く。しかし、プレスデーだというのに会場は未だ設営前のブースが多数。
その中でホール1に鎧甲冑、硬質ウレタン製の剣など武器類を多数売っている店があり、テンションがあがる。流石に鎧は持って帰れないが、ガントレット(手甲)なら明日買ってしまおうか…としばし悩む。
EssenSpielはボードゲームだけでなく、玩具など様々なものがあって、明日の開催が楽しみ。
無事平和なままプレスデーは終了したが、予約リストの照合に手間取る問題に不安を感じる。
夜はヤポンブランドの面々とAEGのボスのJohn氏、Mark氏と会食の機会があり、熱い思いや日本のゲームの展望について楽しく話した後、ホテルの計らいで2階にプレイスペース用に開放されていたホールに向かう。
ホール内のテーブルはほとんど埋まっており、いろんな国籍の人々が様々なゲームを遊んでいる。
その中の1卓を使わせてもらい、John氏やその奥様、Mark氏を交えてヤポンブランドの作品を遊んでいただいた。
同席したシモンさんは、ルールを簡潔に伝えつつ、しかもそれぞれのゲームの面白いポイントをしっかり押さえたスピーチをされていて、とても有難い。
ワンナイト人狼のAkidelicさんが同席していたのだけれど会話が主のワンナイト人狼でしっかりと楽しくなるようなトリックのあるプレイを見せていて、流石だなぁと思った。
AEGの方々との卓を他の人に譲り、隣の卓にはシュミットのマネージャでゲシェンクの作者であるギムラー トーステン氏がたまたまいらして、一緒に遊んでいただく。
それにしても著名な方が数々いらしてすげえ…。と思わずにはいられない。
今夜のベッド争いはコンセプションさんが勝利。
流石にちょっと疲れを感じつつ就寝。
明日は開催初日。いよいよ始まる。
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Spiel’13 雑記(2013/10/22編)

2013/10/22
晴れ。6時起床。今だ暗い。
後にわかったことだけれどサマータイム制度のために1時間早くなっているそうだ。
身だしなみを整えてビュッフェに向かうと既に林夫妻がいらした。
前に聞いたところによると、有名な人がいたりするので、早めに起きるのだそう。さすが、と思った。
食後全員で軽く打ち合わせた後で8:30出発、歩いて行けなくもない距離だがタクシーでMesseに向かう。着くなり有限浪漫のマサノフさんが忘れ物をした、と1人ホテルに帰る。
入り口で軽いチェックを受け、会場内部へ。
今日は準備日との事で、ほとんど人は居らず、がらんどう。
全員集合で居るのは我々くらいかもしれない。日本人は勤勉と言われるわけだ、と思った。
什器は到着しており、一同ホッとする。来ていないという年もあったのだそうだ。
全員でブースのセットアップを行う。
棚の設置、飾り付け、在庫カウント、予約分の取り分け、一番大変な作業は8月に船便で送っていたゲーム類は全て当時ルールの翻訳が間に合っておらず、日本から持ち込んだ翻訳ルールブックを封入したり、セロテープで貼り付ける作業だった。
マサノフさんよりしばらくして連絡が入る。
「道を聞いたらパトカーでホテルまで連行された」との事。全員でひとしきり爆笑する。
日本でもパトカーに乗ることなんてないのに、何故ドイツで。。。
おそらく言葉の達者でないまさのふさんに説明して1人歩かせるよりは、連れて行った方が良いと判断したのだろう。ドイツの方は親切だなあ、と思った。
時々一服に会場の中を散歩する。
okazuさんのtrainsやカナイさんのloveletterの巨大なポスターが目立っていて、お二人は凄いんだなあ、と改めて思った。
毎年やりきれないほどの作業量があるそうだが、今年は全て17:00までに終える。健部さんが快挙だと感動されていた。
初めてドイツの地下鉄に乗り、エッセン中央駅へ。
ショッピングセンター「ガレリア」をのぞく。
とにかくビールやパン、乳製品が安い。輸入に頼らざるを得ない日本とは価値観が違うことに驚いた。
食事はpepperkornという店に。肉料理が美味い。まさにドイツ!という感じで舌鼓を打つ。
雰囲気も良かった。
部屋に帰ったのち、例の即興ゲームでベッドを決める。勝者はマサノフさん。
シャワーを浴び、電池が切れたように眠る。
こうして準備日が終了した。
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Spiel’13 雑記(2013/10/21編)

ドイツ・エッセンに渡航してから、すでにひと月以上も経ってしまいました。

じつは、Essen Spiel 2013 開催期間中、毎日何があったのか、どんなことを感じたのかをiPhoneのボイスレコーダーに録音しておりました。これを個人的に自分で後日読み返すための文章にしておきたいと思い、以下に記録します。

  • 開催から非常に時間がたっており、残念ながらニュース性はほとんどありません。
  • あくまでも個人的な出来事を個人の目線で録音したことをできるだけその時録音した時のニュアンスのまま記録しており、オチがなかったりするかもしれません。ですから、読んで面白くなくても苦情は受け付けません(笑
  • 長文ですが、ご容赦ください。

あくまでも個人的な出来事を記録したもので、あまりWebのJunias公式サイトで発信するような内容ではないのでは、とも思いましたが、そんな内容でも興味を持ってくださる方もいらっしゃるのではないかと思い、悩みましたが公開することにいたしました。文章はあった出来事を独白しているような体裁になっているので、多少読みづらいかもしれません。

文量が当初思っていたよりもよほど多くて書き出しに苦労しており、10/21~23の分のみ記録しています。10/24~28については、近日中に記録して公開します。

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